チリの「国家リチウム戦略」 <サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告> はじめに 南米のリチウムトライアングルの一角に位置するチリは、米国地質調査所(USGS)の“Mineral Commodity Summaries 2023”によると、リチウム埋蔵量(2022年ベース)が世界第1位、同生産量が世界第2位と豊富なリチウム資源を有・・・ 続きを読む 2023年4月28日 鉱種: リチウム 海外事務所: サンティアゴ
チリのグリーン水素・アンモニア事業に関する現状、課題及び将来予測 <サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告> はじめに 世界では、脱炭素化の流れが加速しており、各業界は大きな転換期を迎えている。カーボンニュートラル(CN)への取り組みは、企業の社会的責任(CSR)のみならず、企業の成長戦略として重要な要素として定着しつつある。 1997年12月、京都府で開催された第・・・ 続きを読む 2022年9月16日 鉱種: その他 海外事務所: サンティアゴ
第19回世界銅カンファレンス及びCESCO WEEK Santiago 2021参加報告 <サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告> はじめに 2021年4月12~15日の4日間、CESCO(Centro de Estudios del Cobre)主催のCESCO WEEK Santiago 2021が開催された。CESCOは、鉱業に関する調査・技術レポートの作成及びセミナーの開催等を通じ・・・ 続きを読む 2021年8月10日 鉱種: 銅 アルミニウム/ボーキサイト その他 海外事務所: サンティアゴ
2030年にかけてのリチウムの需要と供給(チリ銅委員会) <サンティアゴ事務所 椛島太郎、岸蒼代香 報告> まえがき 本レポートは、チリ銅委員会(COCHILCO)が2020年8月に発行した“Oferta y demanda de litio hacia el 2030”「2030年にかけてのリチウムの需要と供給」をJOGMECサンティアゴ事務所にて翻訳し・・・ 続きを読む 2021年8月3日 鉱種: コバルト 錫 タンタル ニオブ ニッケル ボロン/ホウ素 マンガン リチウム リン カリウム 海外事務所: サンティアゴ
チリ:中国・韓国企業コンソーシアム、CODELCOのリチウム開発プロジェクト参入に応募 2017年3月31日付けメディア報道によると、CODELCOが採掘権を保有するMaricunga塩湖およびPedernales塩湖のリチウム資源開発事業の戦略的パートナー募集に、中国のVision Group、Kanhoo GroupおよびMTL Shenzhen Group、そして韓国のAPLS Group、J&K・・・ 続きを読む 2017年4月10日 鉱種: リチウム レアメタル 海外事務所: サンティアゴ 担当者: 村上尚義
チリ:Minera BioLantanidos社レアアース開発プロジェクトに中国企業が関心 2016年5月20日付けメディア報道によると、Minera BioLantanidos社(チリ)が推進するレアアース開発プロジェクト(第Ⅷ州Penco)に、中国企業が関心を寄せている。 5月19日、中国の企業訪問団(CHALCO Aluminium Corporation of C・・・ 続きを読む 2016年5月20日 海外事務所: サンティアゴ 担当者: 山本邦仁
チリ:Paipote製錬所近代化事業で中国との技術提携を検討 2016年1月29日付けメディア報道によると、Paipote製錬所(第Ⅲ州)の近代化プロジェクトはまもなく実現可能性を確認する過程に入るとされる。プロジェクトへの投資額は4.2億US$と見込まれる。 2018年から施行される新環境基準では、排出成分捕集率は95 %に設定されるが、このプ・・・ 続きを読む 2016年1月29日 海外事務所: サンティアゴ 担当者: 山本邦仁
ブラジル: Anglo American、Minas-Rio鉄鉱石プロジェクト、中国向け鉄鉱石の第2便を出荷 メディア報道によると、Anglo Americanは、Minas-Rio鉄鉱石プロジェクトからの中国向け鉄鉱石の第2便の出荷を終えた。9月下旬の鉱山操業許可取得、10月下旬の初出荷、そして今回の出荷第2便と、プロジェクトは順調に立ち上がっている模様。同社は、今後18カ月で26.5百万t/年のフル生産操業に移行すること・・・ 続きを読む 2014年12月15日 鉱種: 鉄鉱石 海外事務所: サンティアゴ 担当者: 山本邦仁
ブラジル:Vale、中国向け低品位鉄鉱石の輸出価格値引きを発表 メディア報道によると、Valeは主な同業他社の例にならい、カラジャス地域の鉄鉱石を除く低品位鉄鉱石の中国向け輸出価格値引きを発表した。同社の輸出量は271百万tであり、その内110百万tはカラジャス地域からのものであることから、半分以上が値引き対象となる。 これは、鉄鉱石の生産量が増える一方で、需要が停滞していること・・・ 続きを読む 2014年7月1日 鉱種: 鉄鉱石 海外事務所: サンティアゴ 担当者: 山本邦仁
ブラジル:Vale、中国経済減速とコスト上昇の影響はレアル安で相殺されるとの見通し メディア報道によると、Valeは、中国経済減速及びブラジルでのコスト上昇による業績への影響について、今後のレアル安で相殺されるとの見通しを持っている。レアル為替については、現在の2.0レアル/US$が、今後2.4レアル/US$まで下落するとの見通しで、これによりブラジル企業は競争力を維持できるという。なお、中国の鉄鉱・・・ 続きを読む 2013年6月22日 海外事務所: サンティアゴ 担当者: 神谷夏実