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ニュース・フラッシュ

中国新エネルギー車(NEV)市場の現状と展望(2022~2023年)

<金属企画部調査課 井下浩良 報告>

はじめに
中国の自動車業界団体、中国乗用車協会(CPCA)によると、2023年6月の世界自動車販売台数は前年同月比11%増の787万台、2023年1~6月の累計は前年同期比11%増の4,243万台だった。半導体チップ供給の改善で自動車業界の景気が世界的に上向き、・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム リン その他
海外事務所:
金属企画部

南米のリチウム資源に関する中国企業の進出状況

<サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告>

はじめに
近年、多数の中国企業が南米のリチウムプロジェクトに参画しており、それらは上流企業に限らず製品、バッテリー及び自動車メーカーそのものであるケースが増えている。中国企業の進出は、一般的にリチウムプロジェクトに対して巨額の投資を行って資源を確保するほか、リ・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム リン
海外事務所:
サンティアゴ

韓国:政府、コア鉱物の中国依存度を2030年までに50%に引き下げ

 2023年2月27日付け報道によると、韓国政府は、リチウム、ニッケルなど半導体や二次電池に使われる“核心(コア)鉱物”に対する中国依存度を2030年までに現在の80%台から50%台にまで引き下げる目標を明らかにした。
 産業通商資源部は同日、核心鉱物サプライチェーン安定化に向けた業界懇談会を開き、「核心鉱物確保戦略・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル リチウム その他
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

韓国:Pilbara Minerals社、韓POSCO社とのJVによる韓国での水酸化リチウム工場建設計画において460mUS$の融資を韓国政府系銀行から調達

 2023年2月27日付けの地元メディアによると、豪Pilbara Minerals社は、韓POSCO社とのJV「POSCO Pilbara JV」を通して韓国Gwangyang(光陽市)で進める水酸化リチウム(Lithium Hydroxide Monohydrate:LHM)工場建設計画において、必要資金の60%に・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
シドニー
担当者:
Whatmore康子

韓国:調達庁・鉱業公団、国家鉱物備蓄量の不適合が発覚

 2023年1月3日付け現地報道によると、監査院の「政府備蓄物資管理実態点検結果」にて、国内需要の試算ミスが原因で、公共調達庁(PPS)および旧韓国鉱物資源公社(以下、旧KORES、現在は韓国鉱害鉱業公団(KOMIR))の国家鉱物備蓄量が過剰また不足していることが判明した。
 旧KORESは、レアメタル10種の備蓄計・・・ 続きを読む
鉱種:
アンチモン ストロンチウム タングステン リチウム レアメタル
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

韓国:環境部、石浦製錬所に条件付き運営許可を付与

 2022年12月28日、環境部は、石浦亜鉛製錬所に対して、環境汚染施設許可に必要な許可排出基準と許可条件を最大3年以内に履行することを前提に、条件付き運営許可を決定した。
 2017年制定・施行の「環境汚染施設法」により、2022年末までに環境汚染施設許可を新たに受けなければならなかった。許可条件を期限内に履行しな・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 カドミウム
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

韓国:LIB素材のリチウム、ニッケルなど戦略鉱物の国家備蓄量を倍増する計画

 2022年12月27日、産業通商資源部は、尹錫悦大統領に報告した2023年の業務計画の中で、リチウムイオン電池(LIB)、電気自動車(EV)など先端需要産業の成長を支援すべく、リチウム、ニッケル、ネオジム、グラファイトなど10大戦略“核心(コア)”鉱物の戦略的備蓄量を、2022年基準の54日分から2031年までに10・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル リチウム ネオジム レアアース/希土類 グラファイト
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

チリのグリーン水素・アンモニア事業に関する現状、課題及び将来予測

<サンティアゴ事務所 兵土大輔 報告>

はじめに
世界では、脱炭素化の流れが加速しており、各業界は大きな転換期を迎えている。カーボンニュートラル(CN)への取り組みは、企業の社会的責任(CSR)のみならず、企業の成長戦略として重要な要素として定着しつつある。
1997年12月、京都府で開催された第・・・ 続きを読む
鉱種:
その他
海外事務所:
サンティアゴ

中南米における中国・韓国企業の動向

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
12年前、筆者は南米ボリビアでリチウム案件を担当していた。当時、ボリビアのUyuni塩湖は世界最大のリチウム埋蔵量を誇ると言われ、電気自動車(EV)への関心の高まりとともにボリビアのリチウムは世界から注目を浴び、また雨期には「天空の鏡」と言われたその唯・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

2020年の鉛需給動向

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
世界は新型コロナウイルス(以下、「コロナ」という。)感染症に見舞われており、話題はこのコロナ一色と言っても過言ではないほど、産業界、経済界、また個々の私生活においても甚大な影響が現れている。世界の鉛業界においても例外ではないが、鉛の需給動向が世界および・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
金属企画部
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