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ニュース・フラッシュ

リチウム価格低迷の影響

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
米国地質調査所(USGS)のデータによると、世界のリチウム生産量は2020年以降毎年概ね対前年比3割前後の右肩上がりで推移している(図1)。特に、世間的に電気自動車(EV)が注目されるようになり、EV用リチウムイオンバッテリー(LIB)の正極材にリチウ・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

インドネシアのニッケル埋蔵量枯渇の懸念

<金属企画部調査課 白鳥智裕 報告>

はじめに
2024年8月5日付けのエネルギー鉱物資源省のニュースリリースによると、Arifin前エネルギー鉱物資源大臣は、ニッケル銑鉄(NPI)を生産するロータリーキルン(RKEF)方式のニッケル製錬所に対して新たな建設許可を出さないとした。
背景には、インド・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル
海外事務所:
金属企画部

2024年世界の探鉱動向

<JOGMEC 金属企画部調査課>
2024年3月

















世界の探鉱動向
2023年の『世界の探鉱動向』で、我々は、2022年後半から2023年前半にかけて観測された市場の変化について懸念を述べた。残念ながら、2023年から2024年の前半・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル 貴金属 PGM(白金族) プラチナ パラジウム 貴金属 コバルト ニッケル モリブデン リチウム レアアース/希土類 カリウム ウラン 鉄鉱石
海外事務所:
金属企画部

ニッケルLIBサプライチェーンと韓国について

<金属企画部調査課 五十畑樹里 報告>

はじめに
2022年8月16日、米国で「インフレ抑制法(the Inflation Reduction Act:IRA)」が成立した。エネルギー安全保障や気候変動対策を掲げ、米国国内の製造業に対する投資を促進するほか、重要物資の調達については国内もしくはFTA・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル
海外事務所:
金属企画部

2023年 金属鉱物資源をめぐる動向

<金属企画部調査課 報告>

はじめに
JOGMEC金属企画部調査課にて2023年内の鉱物資源分野の主要トピックを抽出した。以下に通常のリサーチ業務の中で注視してきた内容を簡潔にまとめた。今回は、重要鉱物をめぐる各国の政策に関連した話題が多くなっているのが特徴であった。気候変動対策やエネルギートランジ・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル 亜鉛 ベースメタル プラチナ パラジウム 貴金属 ガリウム ゲルマニウム コバルト ニッケル ボロン/ホウ素 マンガン リチウム リン レアメタル ジスプロシウム ネオジム プラセオジム レアアース/希土類 グラファイト
海外事務所:
金属企画部

チリのリチウム国家戦略とDLE技術

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
チリでは、2023年4月、Boric大統領が「国家リチウム戦略」を発表し、チリでのリチウム開発において旧鉱業法に基づく特別操業契約(CEOL)締結による鉱区の取得から、国家主導の開発へと移行する内容が明かされた。電気自動車(EV)の世界的な普及に伴い、・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

中国新エネルギー車(NEV)市場の現状と展望(2022~2023年)

<金属企画部調査課 井下浩良 報告>

はじめに
中国の自動車業界団体、中国乗用車協会(CPCA)によると、2023年6月の世界自動車販売台数は前年同月比11%増の787万台、2023年1~6月の累計は前年同期比11%増の4,243万台だった。半導体チップ供給の改善で自動車業界の景気が世界的に上向き、・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム リン その他
海外事務所:
金属企画部

リチウムイオン電池、日本の非鉄各社が進めるリサイクルへの取り組み

<金属企画部 酒田剛 報告>

はじめに
電気自動車(EV)の急速な普及に伴い、生産競争が激化する車載用リチウムイオン電池(LIB)の循環利用への関心が高まっている。
LIBは、正極、負極、セパレータ、それらの間を埋める電解液から構成され、正極にはリチウムを含む金属化合物、負極にリチウムイオンの貯蔵・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム
海外事務所:
金属企画部

ミャンマーWa州の錫生産停止について

<金属企画部調査課 五十畑樹里 報告>

はじめに
ミャンマーは世界の錫鉱石の生産量のうち、10%を占めている。また、これらの鉱石は同国のShan州の自治区であるWa州で、ほとんどが生産されている。ミャンマー産の錫鉱石・精鉱は、主に中国、タイに輸出されている。中国は、錫地金の世界最大生産国であるが、原・・・ 続きを読む
鉱種:
海外事務所:
金属企画部

最近の資源ナショナリズムの動向 2023年

<金属企画部調査課 原田武、小口朋恵、千葉樹、五十畑樹里 報告>

はじめに
資源ナショナリズム(Resource Nationalism)は、古くは1960~70年代頃から、資源価格の高騰や特定の資源に対する世界的需要の増加等を背景に、度々興る概念である。昨今では、走行時にCO2を排出しない電気自動・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 コバルト ニッケル リチウム アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
金属企画部
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