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ニュース・フラッシュ

韓国:政府、コア鉱物の中国依存度を2030年までに50%に引き下げ

 2023年2月27日付け報道によると、韓国政府は、リチウム、ニッケルなど半導体や二次電池に使われる“核心(コア)鉱物”に対する中国依存度を2030年までに現在の80%台から50%台にまで引き下げる目標を明らかにした。
 産業通商資源部は同日、核心鉱物サプライチェーン安定化に向けた業界懇談会を開き、「核心鉱物確保戦略・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル リチウム その他
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

モンゴル:中Sinomine社、モンゴルTsagan Chuluut(URT)リチウムプロジェクトの51%権益を取得予定

 2023年2月13日の発表及び報道情報等によると、中国大手リチウム鉱山企業である中Sinomine Resource社(中鉱資源集団股份有限公司)はモンゴルTsagan Chuluut(URT)リチウムプロジェクトの51%権益を取得予定である。
 URTリチウムプロジェクトはモンゴルLithium Century ・・・ 続きを読む
鉱種:
ルビジウム セシウム リチウム
海外事務所:
金属企画部
担当者:
西海真理

韓国:調達庁・鉱業公団、国家鉱物備蓄量の不適合が発覚

 2023年1月3日付け現地報道によると、監査院の「政府備蓄物資管理実態点検結果」にて、国内需要の試算ミスが原因で、公共調達庁(PPS)および旧韓国鉱物資源公社(以下、旧KORES、現在は韓国鉱害鉱業公団(KOMIR))の国家鉱物備蓄量が過剰また不足していることが判明した。
 旧KORESは、レアメタル10種の備蓄計・・・ 続きを読む
鉱種:
アンチモン ストロンチウム タングステン リチウム レアメタル
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

韓国:環境部、石浦製錬所に条件付き運営許可を付与

 2022年12月28日、環境部は、石浦亜鉛製錬所に対して、環境汚染施設許可に必要な許可排出基準と許可条件を最大3年以内に履行することを前提に、条件付き運営許可を決定した。
 2017年制定・施行の「環境汚染施設法」により、2022年末までに環境汚染施設許可を新たに受けなければならなかった。許可条件を期限内に履行しな・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 カドミウム
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

韓国:LIB素材のリチウム、ニッケルなど戦略鉱物の国家備蓄量を倍増する計画

 2022年12月27日、産業通商資源部は、尹錫悦大統領に報告した2023年の業務計画の中で、リチウムイオン電池(LIB)、電気自動車(EV)など先端需要産業の成長を支援すべく、リチウム、ニッケル、ネオジム、グラファイトなど10大戦略“核心(コア)”鉱物の戦略的備蓄量を、2022年基準の54日分から2031年までに10・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル リチウム ネオジム レアアース/希土類 グラファイト
海外事務所:
金属企画部
担当者:
小口朋恵

2022年 金属鉱物資源をめぐる動向

<金属企画部調査課 報告>

はじめに
JOGMEC金属企画部調査課では、2022年の金属鉱物資源分野における主な出来事を振り返り、その動向を以下のとおり解説した。未だ「コロナ禍」の影響を引きずる中、ロシアによるウクライナ侵攻など、今年の前半から鉱物資源のサプライチェーンに影響を与える数々の出来事があ・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル PGM(白金族) プラチナ パラジウム 貴金属 コバルト ニッケル マンガン リチウム レアメタル ジスプロシウム ネオジム プラセオジム レアアース/希土類 グラファイト アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
金属企画部

2022年世界の探鉱動向

<JOGMEC 金属企画部調査課>
2022年4月












本資料は、S&P Global Market Intelligence社が発表した「WORLD EXPLORATION TRENDS」を、同社の許可を得てJOGMECにおいて翻訳したものです。著作権は全て・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル PGM(白金族) プラチナ パラジウム 貴金属 コバルト ニッケル モリブデン リチウム レアアース/希土類 鉄鉱石
海外事務所:
金属企画部

中南米における中国・韓国企業の動向

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
12年前、筆者は南米ボリビアでリチウム案件を担当していた。当時、ボリビアのUyuni塩湖は世界最大のリチウム埋蔵量を誇ると言われ、電気自動車(EV)への関心の高まりとともにボリビアのリチウムは世界から注目を浴び、また雨期には「天空の鏡」と言われたその唯・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

世界のニッケル需給と今後の動向2021

<金属企画部調査課 五十畑樹里 報告>

はじめに
2020年は、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により世界経済が低迷したが、同年第2四半期以降は、中国が他国より先んじて国内経済を回復させた。これに伴い、2020年上旬に低迷していた非鉄金属価格は、徐々にコロナ禍以前の価格水準へと回帰した。
ポス・・・ 続きを読む
鉱種:
ニッケル
海外事務所:
金属企画部
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