閉じる

ニュース・フラッシュ

リチウム価格低迷の影響

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
米国地質調査所(USGS)のデータによると、世界のリチウム生産量は2020年以降毎年概ね対前年比3割前後の右肩上がりで推移している(図1)。特に、世間的に電気自動車(EV)が注目されるようになり、EV用リチウムイオンバッテリー(LIB)の正極材にリチウ・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

2024年世界の探鉱動向

<JOGMEC 金属企画部調査課>
2024年3月

















世界の探鉱動向
2023年の『世界の探鉱動向』で、我々は、2022年後半から2023年前半にかけて観測された市場の変化について懸念を述べた。残念ながら、2023年から2024年の前半・・・ 続きを読む
鉱種:
亜鉛 ベースメタル 貴金属 PGM(白金族) プラチナ パラジウム 貴金属 コバルト ニッケル モリブデン リチウム レアアース/希土類 カリウム ウラン 鉄鉱石
海外事務所:
金属企画部

2023年 金属鉱物資源をめぐる動向

<金属企画部調査課 報告>

はじめに
JOGMEC金属企画部調査課にて2023年内の鉱物資源分野の主要トピックを抽出した。以下に通常のリサーチ業務の中で注視してきた内容を簡潔にまとめた。今回は、重要鉱物をめぐる各国の政策に関連した話題が多くなっているのが特徴であった。気候変動対策やエネルギートランジ・・・ 続きを読む
鉱種:
ベースメタル 亜鉛 ベースメタル プラチナ パラジウム 貴金属 ガリウム ゲルマニウム コバルト ニッケル ボロン/ホウ素 マンガン リチウム リン レアメタル ジスプロシウム ネオジム プラセオジム レアアース/希土類 グラファイト
海外事務所:
金属企画部

IEA Critical Minerals and Clean Energy Summit

<金属企画部調査課 五十畑樹里 報告>

はじめに
国際エネルギー機関(IEA)は2023年9月28日、クリーンエネルギー社会への移行に伴う重要鉱物について、安定的な供給と持続可能かつ責任ある調達を促進するため、国際サミットをParisで開催した。サミットには、50か国以上から政府閣僚のほか、ビジネス・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム レアアース/希土類 グラファイト
海外事務所:
金属企画部

チリのリチウム国家戦略とDLE技術

<金属企画部調査課 小口朋恵 報告>

はじめに
チリでは、2023年4月、Boric大統領が「国家リチウム戦略」を発表し、チリでのリチウム開発において旧鉱業法に基づく特別操業契約(CEOL)締結による鉱区の取得から、国家主導の開発へと移行する内容が明かされた。電気自動車(EV)の世界的な普及に伴い、・・・ 続きを読む
鉱種:
リチウム
海外事務所:
金属企画部

中国新エネルギー車(NEV)市場の現状と展望(2022~2023年)

<金属企画部調査課 井下浩良 報告>

はじめに
中国の自動車業界団体、中国乗用車協会(CPCA)によると、2023年6月の世界自動車販売台数は前年同月比11%増の787万台、2023年1~6月の累計は前年同期比11%増の4,243万台だった。半導体チップ供給の改善で自動車業界の景気が世界的に上向き、・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム リン その他
海外事務所:
金属企画部

リチウムイオン電池、日本の非鉄各社が進めるリサイクルへの取り組み

<金属企画部 酒田剛 報告>

はじめに
電気自動車(EV)の急速な普及に伴い、生産競争が激化する車載用リチウムイオン電池(LIB)の循環利用への関心が高まっている。
LIBは、正極、負極、セパレータ、それらの間を埋める電解液から構成され、正極にはリチウムを含む金属化合物、負極にリチウムイオンの貯蔵・・・ 続きを読む
鉱種:
コバルト ニッケル リチウム
海外事務所:
金属企画部

カザフスタン:露侵攻によるスポンジチタン等メーカーUKTMP社への影響

 2023年8月23日付け報道によると、カザフスタンでスポンジチタン等を生産するUKTMP社は、露侵攻により原料調達や市場の環境が大きく変化したという。
 UKTMP社はチタン鉱石をウクライナから調達していたが、調達に困難が生じ、現在はノルウェーなどからチタン鉱石を輸入するとともに、Bektemirイルメナイト鉱床を・・・ 続きを読む
鉱種:
チタン イルメナイト ルチル バナジウム アルミニウム/ボーキサイト
海外事務所:
金属企画部
担当者:
長原正人

カザフスタン:露Rosatom社、Budenovskoeウラン鉱床を取得

 2023年8月14日付け報道によると、露Rosatom社がカザフスタンのBudenovskoeウラン鉱床を取得し、Rosatom社グループはウラン埋蔵量で世界第2位となった。露の国営企業Rosatom社傘下のJSC Atomenergopromによると、2022年のRosatom社グループの採掘量は世界3位で世界市場・・・ 続きを読む
鉱種:
ウラン
海外事務所:
金属企画部
担当者:
長原正人

ロシア:ロシア地下資源庁、不足資源の開発を強化

 2023年8月17日付け報道によると、ロシア地下資源庁のPetrov長官は報道機関に対し、自国の不足戦略資源を対象とした開発強化について語った。ロシア政府は資源探査の予算を不足戦略資源にシフト、従来5%に過ぎなかった新規鉱区開発の事業費を77%に拡大し、2023年の事業対象となる11の鉱区の内8か所は不足戦略資源の鉱・・・ 続きを読む
鉱種:
チタン ニオブ リチウム レアアース/希土類
海外事務所:
金属企画部
担当者:
長原正人
チェックを付けた記事をまとめて印刷
ページトップへ