ペルー・Gold Fields社がCerro Corona金・銅鉱床開発プロジェクトを取得

　Portal Minero(1月5日付)他によると、南ア産金大手のGold Fields社は、既にF/S終了段階にあるCerro Corona金・銅鉱床開発プロジェクト(Cajamarca県)を取得し、同社の長期的な世界戦略の一環として、南米初の鉱山開発に着手した。
　これによると、同社は、Cerro Corona鉱床を保有する地元La Cima鉱山社の92%の株式を取得し(購入金額は未発表)、本鉱床を獲得した。
　2003年8月に終了したF/S結果によると、初期開発投資額115百万ドル、鉱山工事期間18か月により、年産金量14.7万oz(生産コスト212ドル/oz)、年産銅量2.95万t(生産コスト48セント/lb)、山命12年が可能としている。
　具体的な今後の開発計画は未確定であるが、2004年内にも開発工事に着手する模様である。
　なお、ポーフィリー型とされる本鉱床の鉱量は65.2百万t(金1.14g/t、銅0.61%)。