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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリCodelco、Caletones銅製錬所の酸素プラント事故で生産量半減
Estrategia紙(1月8日付)によると、1月3日にCodelco El Teniente生産部門のCaletones銅製錬所(第VI州)の酸素プラントの一つで技術的な欠陥による事故が起きたことが発表された。Codelco総裁Villarzu氏のによると、同事故の影響で、3~4か月は同製錬所の生産量が50%減になる見込み。また、カソードの販売を精鉱販売に切り替える旨が発表された。同製錬所では2004年に現在の製錬能力38万/tを43.5万t/yに拡張する計画が進行中であるが、その計画に対する影響については言及されなかった。
一方、El Mercurio紙(1月16日付)では、同生産部門のEl Teniente銅山の拡張の遅れが報道されている。2000年より、同鉱山の生産銅量を拡張する計画(PDTと呼ばれる)が進行中であり、2004年末までに48万tに拡張する予定である。2002年の生産銅量33.5万t/yに対して、2003年には銅量8万t以上の増になる予定であったが、実際には工事の遅れから5万t以下であった模様。
