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ニュース・フラッシュ

2004年1月19日 リマ 辻本崇史

ボリビア・COMIBOLが保有鉱区の探鉱を強化

 COMIBOL(ボリビア鉱山公社)のMario Barrientos総裁顧問(技術担当)によると、COMIBOLは、保有鉱区における民間(外資等)による開発推進のため、自ら保有鉱区の探鉱・評価を積極化する。
 総裁顧問によると、COMIBOLは広大な鉱区を保有しているが、保有しているだけでは外資等の導入による開発を推進できない。そこで、自らが積極的に保有鉱区の探査・評価を行い、無価値な鉱区は放棄し、有望性を確認した鉱区のみ入札等を行い、民間による開発を推進したい。
 この戦略は約2年前にスタートし、現在では、年間予算約3百万ドルを投じている。現在、独自探査を行っているのは4地区で、3地区(UBINA、TASNA、PAMPAGRANDE)は亜鉛、鉛、銀、1地区(JAPO-MOROCOCALA)は錫が探査対象である。
 今後、より一層この探査プログラムを強化し、民間による開発推進に繋げたい。
 なお、COMIBOL自身は、探査を行う専門家を擁していないため、実際の探査はSERGEOMIN(地質鉱山局)に委託して実施している。

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