ニュース・フラッシュ
2004年1月29日
アルマティ
酒田 剛
Highland Gold Mining Ltd.社(英)、ロシアで多金属鉱床を開発
1/22付けのインターファックス社は、ロシア連邦のRussdragmet社広報室からの情報として、Highland Gold Mining Ltd.社(英)の傘下に入っている同社がChitinsk州(モンゴルと中国に国境を接する)におけるNovoshirokinsk含金多金属鉱床の開発に着手したことを伝えている。
同社の専門家によれば、投資金額は25百万USドル、資金回収期間を6~7年と見込んでおり、2004年春から同鉱床の鉱石を対象とする選鉱場、管理事務所及び労働者居住施設の建設を開始する予定である。
なお、同鉱床の埋蔵鉱量は、1百万oz(金品位:5.8g/t)とされ、生産開始は2006年、金年産量2tの規模で、開発期間は20年が予定されている。
Highland Gold Mining Ltd.社は、1999年から生産を開始しているハバロフスク地方のMnogavershynsk金鉱山(2002年金生産量:5.7t)のほか、ロシア国内にもう1鉱山の開発権を有しており、管理をRussdragmet社に委ねている。また、同社の権益の29%は、Barrick Gold Corp.社(加)によって所有されている。
