ニュース・フラッシュ
2004年2月3日
リマ
辻本崇史
ペルー・2003年の鉱産物輸出額は前年比19%増の45.3億ドル
政府の速報値発表によると、ペルーの2003年の鉱産物輸出額は、前年比19.0%増の45.3億ドルと大幅に増加した。これは、金、亜鉛等の鉱産物生産量の増加、非鉄市況の回復が主因である。
なお、輸出総額も鉱産物輸出額の大幅な増加が牽引し、前年比15.6%増の88.6億ドルとなったが、全輸出額に占める鉱産物輸出額比率は51.1%となり、90年代後半から40%台の後半で推移していた占有率が50%を越えた。
鉱種別の輸出額等は次の通り。
総輸出額 | 88.63億ドル | ( | 前年比 | +15.6% | ) | ||
鉱産物輸出額 | 45.33億ドル | ( | 同 | +19.0% | ) | ||
鉱種別輸出額 | |||||||
金 | 20.45億ドル | ( | 同 | +36.2% | ) | ||
銅 | 12.61億ドル | ( | 同 | +6.2% | ) | ||
亜鉛 | 5.29億ドル | ( | 同 | +23.3% | ) | ||
鉛 | 2.01億ドル | ( | 同 | -4.5% | ) | ||
銀 | 1.91億ドル | ( | 同 | +10.0% | ) | ||
錫 | 1.11億ドル | ( | 同 | +11.2% | ) |