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ニュース・フラッシュ

2004年2月9日 リマ 辻本崇史

ペルー・SPCC社の鉱山・製錬所の2003年生産実績等

 GESTION紙(2月2日付)他によると、SPCC社(Southern Peru Copper Corp.)は、自社銅山(Toquepala、Cuajone)及び製錬所(Ilo)の2003年の生産実績等を発表した。
 これによると、Toquepala銅山の産銅量は18.8万t(2002年 17.6万t)、Cuajone銅山の産銅量は18.4万t(2002年16.8万t)と共に前年実績を上回り、トータルで約8%の増産となった。但し、Toquepala銅山のSX-EWプラントからの産銅量は、前年比0.5万t減の4.8万tであった。
 一方、Ilo製錬所の産銅量は、鉱石処理量は前年と同量の1.18百万tであったが、操業技術の改善により、産銅量は前年比0.2万t増の28.4万tであった。
 また、この様な産銅量の増加と銅価格の上昇により、2003年の総販売高は前年比2割増の798百万ドル、純利益は倍増の119百万ドルであった。

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