ニュース・フラッシュ
2004年2月14日
サンティアゴ
原田 武
チリCodelco労働組合、鉱業ロイヤルティ導入の支持を表明
El Mercurio紙(2月11日付け)によると、Codelcoの労働組合連合(FTC)の代表団がInsulzaチリ内務大臣と会見し、議論されている鉱業ロイヤルティの導入を支持する方向性を表明した。FTCの委員長Raimundo Espinoza氏によると、現在、与党連合の政党が連携してロイヤルティ導入を支持しているが、国会の休会明けの3月には、FTCもロイヤルティ導入を含む法案成立を支持していく旨を大臣に伝えた。同氏は、「ロイヤルティ導入は、非再生資源を開発する上で、国の権利であり、チリほどに鉱業投資環境に恵まれた国において、ロイヤルティ導入が投資を減退させる心配は無い」とも発言した。
