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ニュース・フラッシュ

2004年2月16日 リマ 辻本崇史

ペルー・2003年の主要鉱産物生産量

 エネルギー鉱山省は、2003年の主要鉱産物の生産量を発表した。
 これによると、銅が前年並であった以外は、全鉱種で昨年実績に比較し増加しているが、とくに金、亜鉛、については10%前後増加した。
 金は、Yanacocha金山の増産(72.5t→88.6t)が大きく寄与し、亜鉛はAntamina鉱山の増産(26.0万t→40.1万t)が大きく寄与した。
 一方、銅については、SPCC社の2鉱山(Cuajone, Toquepala)で約8%の増産(34.4万t→37.2万t)を達成し、中小鉱山での生産も伸びたが、Antamina鉱山での減産(34.1万t→26.8万t)がこれらを相殺し、全体で微減となった。

 
2002年生産量
2003年生産量
増加率(%)
銅(万t)
84 .3
83 .9
-0.5
金(t)
157 .0
171 .6
+9.3
亜鉛(万t)
122 .2
136 .9
+12.0
鉛(万t)
29 .8
30 .8
+3.4
銀(t)
2,687  
2,775  
+3.3
錫(千t)
38 .8
40 .2
+3.6

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