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ニュース・フラッシュ

2004年2月17日 アルマティ 酒田 剛

ロシアのSibirpolimetall社、コンビナートの建設を開始

 1/22付けのインターファックス社によれば、ロシア連邦のZmeinogorsk市(アルタイ州)当局は、同国のSibirpolimetall社がKorbalihinsk多金属鉱床で採掘・選鉱コンビナートの建設を始めたことを発表した。
 これによれば、新コンビナートには比重選鉱設備と浮遊選鉱設備の2つの工程が組み込まれており、投資金額は100百万USドルに上るとされている。
 同コンビナートは、2010年の完成を目指しており、最終的には3,000人の雇用機会が創出される予定である。なお、採掘施設に関しては、すでに深さ1,200mまで竪坑が開削されている。
 同鉱床の確認鉱量は、銅量328.1千t、鉛466.4千t、亜鉛2.2百万tであり、金、銀、カドミウム、ビスマス、セレン、タリウム及びガリウムが随伴する鉱体は地下540~1,280mの地点に厚さ0.2~46.3mで胚胎する。

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