ニュース・フラッシュ
2004年2月17日
アルマティ
酒田 剛
RUSAL社、タジクアルミに対する2003年の投資額は45百万USドル
1/29付けのインターファックス社によれば、ロシア連邦のRussky Aluminy(RUSAL社)広報室は、2003年にタジクアルミニウム工場(TadAZ社)に45百万USドルを投資したと発表した。
同社は、タジキスタン共和国のTadAZ社とアルミ原料の供給と製品の引取りに関して長期契約を交わしているが、TadAZは中央アジア地域において唯一アルミニウムを生産(能力517千t/年)する企業である。
RUSAL社は、アルミニウムの生産量において、ロシア全体の70%、世界の10%を占めており、Krasnoyarsky、Novokuznecky、Sayangorsky各アルミニウム工場、Achinskアルミナコンビナート、Nikolaevskアルミナ工場、Rostar工場、Dmitrovskyアルミニウム缶用シート材製造プラント、Belokalitvinsk冶金生産組合などを傘下に収める巨大企業である。
同社株の75%は、Bazaovy Element社が、25%はSibneft社がそれぞれ所有しているとされている。
