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アフリカ鉱業投資会議でのプラチナ情報
2月10~12日に南アフリカのケープタウンで開催されたアフリカ鉱業投資会議(Investing in African Mining Conference)で、すでにこの十年の最高値を記録しているプラチナに関し、2004年の需給はさらに逼迫するであろうとの雰囲気があった事をThis Day紙が伝えている。以下は、Business Day紙にとり上げられた会議で発表された最近のプラチナ関係例である。
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- BEE(黒人権能による経済参加)企業は、初期探鉱に対する参加よりも高いお金をかけてでも現存の稼行プロジェクトに参加する意向が強い。
- (2)
- カナダのPlacer Dome社は南アのPilanesberg近郊のBakgatle部族とプラチナ開発に関する50/50の合弁事業形成を進めている。
- (3)
- SouthernEra社は2010年までにプラチナの生産を10倍にして年産1百万オンスにする計画であるとしている。現在同社は2,800万オンスのPGM資源量を確保している。
- (4)
- Impala Platinumの子会社であるZimbabwe Platinum社(Zimplat)はHartley地域において1億ドル規模のプラチナ開発の準備をしている。これは、ジンバブエの3年前に起きた政情不安後の最初の投資案件決定である。
