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ニュース・フラッシュ

2004年2月23日 リマ 辻本崇史

ペルー・新エネルギー鉱山大臣が就任

 トレド大統領は、2月16日、政界スキャンダルに端を発した政権難局を打開するため、内閣改造を行い、新内閣を発足させた。この中でエネルギー鉱山大臣として、前経済財務大臣のハイメ・キハンドリア・サルモン(Jaime Quijandria Salmon)氏が新たに就任した。
フルリー前エネルギー鉱山大臣は、2003年7月の内閣改造時に就任したが、この改造前のエネルギー鉱業大臣はキハンドリア氏であったことから、キハンドリア氏は今回、同ポストに返り咲いたことになる。
 フルリー前大臣の鉱業政策は、それまでのキハンドリア大臣時の鉱業政策を引き継いできたことから、今後も鉱業政策に大きな変化はないと予想される。
 なお、民間の世論調査機関によると、低迷するトレド政権の支持率は、本内閣改造前の7%から改造後は10%と僅かに回復した。

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