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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年2月23日 リマ 辻本崇史

ペルー・Pierina金山の今年の産金量は前年比約3割減の64万オンス

 GESTION紙 (2月16日付)他によると、Yanacocha金山に次ぐペルー第2の金山であるPierina金山を操業するBarrick Gold社は、同金山の産金状況等について発表した。
 これによると、2003年の産金量は91.2万オンスと2002年実績 (89.8万オンス)比で微増であった。一方、生産キャッシュコストは2002年の80ドル/オンスから2003年は83ドル/オンスと、若干、悪化した。
 今年については、採掘鉱石の金品位が大きく低下することから、産金量は2003年比、約3割減の64.0~64.5万オンス(約20トン)、一方、生産キャッシュコストは95~100ドル/オンスと大きく上昇する。
 なお、同社によると、同社が進めるAlto Chicama金鉱床開発プロジェクトは順調に進んでおり、今年第2四半期にはEIA(環境影響調査)が承認され、来年下期には操業を開始できるとした。今年の開発投資額は110百万ドルを予定。

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