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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年2月24日 サンティアゴ 原田 武

チリ・Pascua-Lama金銀鉱床、Barrick社は6月までには生産開始時期決定

 Estrategia(2月17日付)によると、Barrick社(カナダ)の社長兼CEOのGregory Wilkins氏は、遅くとも2008年までにPascua-Lama金銀鉱床(チリ第III州からアルゼンティンSan Juan州に賦存する金銀鉱床)の生産を開始する意向を示した。また、現在、設計や生産見通しの改善が進められている中、操業開始時期の特定は今年の第2四半期になると予定されていると語った。同鉱床の埋蔵量は金17百万oz(520t)、銀584百万oz(18千t)とされ、金銀鉱床では世界的にも最大級の鉱山の一つであり、初期投資額1,175百万US$に上るとされている。既に、Barrick社はアルゼンティンにおけるVeladero金銀鉱床(San Juan州)については2003年に環境影響調査の承認がされ、建設も開始されている。2005年末から操業開始になる予定である。

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