ニュース・フラッシュ
2004年2月26日
アルマティ
酒田 剛
キルギス、2003年における総探鉱投資額は34%増
2/18付けのインターファックス社によれば、キルギス共和国地質・鉱物資源庁長官は、2003年の同国における総探鉱投資額が対前年比34%増の233百万ソム(約5.4百万USドル)に達すると発言した。
これによると、中国、カナダ、ロシア、米国、豪州及びカザフスタンの各企業が地質調査を行い、外国からの総投資額は185百万ソム(約4.3百万USドル)、金探査に118百万ソム(約2.7百万USドル)、石油・ガス探査に64.4百万ソム(約1.5百万USドル)がそれぞれ投資された。
また、国家予算からは34.7百万ソム(約800千USドル)が支出され、Chuisky及びIssik-kul盆地では石油・ガス、Karakavak-Karautoksk地域のAlaisk盆地では石炭を探査した。(いずれも中国企業が作業を実施)
金鉱床に対する探査は、Turkestan-Alaisk山脈西方のSugutsk地域(金埋蔵量10t以上)とDuvatash金鉱床(同8.2t)等で行われた。
2003年1月1日現在、同国全体の金埋蔵量は388.5t、確認済みの19鉱床のうち15鉱床に対し採掘ライセンスが出されている。<注:2004年2月18日の公式為替レートは43.4316/USドル>