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ニュース・フラッシュ

2004年3月1日 神谷夏実

豪・経営破たんのPasminco、Zenifexとして再上場

 2001年に経営破たんしたPasmincoが、豪証券市場に再上場されることとなった。新名称はZenifex。計画では2004年3月に一般及び機関投資家からIPOとして総額10.5~13.5億豪ドルの資金を集める。主な経営資産としては、Century亜鉛鉱山(豪NT)、Rosebery鉱山(豪TAS)、Port Pirie製錬所(豪SA)、Hobart製錬所(豪TAS)、Budel製錬所(オランダ)、Clarksville製錬所(米国Tennessee)がある。Pasmincoが所有していた資産のうち、Ernest Henry銅鉱山(豪QLD, 49%)、Broken Hill鉱山及びElura鉱山(それぞれ豪NSW)はすでに売却され、Cockle Creek製錬所(豪NSW)は2003年に閉鎖された。新会社は、亜鉛と鉛の採掘、製錬を主要事業とし、中国を中心とするアジア市場に向けて事業を展開する。鉱山開発分野、特に探鉱開発を行うかどうかは、まだ未定である。

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