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ニュース・フラッシュ

2004年3月8日 リマ 辻本崇史

ペルー・2004年の鉱産物輸出は前年比大幅増額でスタート

 ペルー鉱業協会の発表によると、ペルーの2004年1月期の鉱産物輸出額は、前年比23%増の4.25億ドルと大幅に増加し、快調なスタートを切った。
 鉱種別の内訳は、全体の約半分が金(2.04億米ドル)、次いで銅(0.94億米ドル)であるが、特徴として亜鉛と鉛の輸出額が、国際市況の急激な回復を主因として大幅に増加したことであり、両鉱種の輸出総額は0.81億米ドルと前年同期の0.43億米ドルに比較し倍額近くも増加した。
 なお、全輸出額に占める鉱産物輸出額比率は56%と、2003年の通年実績の51%を大きく上回り、鉱産物輸出が当国の輸出産業を大きく牽引している姿が鮮明化している。

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