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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年3月8日 リマ 辻本崇史

ペルー・La Zanja金鉱床の開発を決定、操業開始は2005年下期

 GESTION紙(3月1日付)他によると、地元大手のBuenaventura社は、2003年第4四半期に終了したLa Zanja金鉱床(Cajamarca県)開発のF/S結果により、同鉱床の開発を決定したと発表した。
 本開発プロジェクトは、同社が53%、Newmont社が47%の権益を保有し、両社のJ/Vにより進めているが、発表によると、工期18か月で2005年下半期の操業開始を予定している。酸化鉱を対象としたヒープリーチングにより、年産金量10万オンス(生産キャッシュコスト140ドル/オンス)で5年間以上の山命を計画している。開発投資額は35百万ドル。
 本鉱床は、同じく両社のJ/Vにより操業中のYanacocha金山と似た浅熱水性の金鉱床とされるが、2003年末現在の鉱量は、17.2百万トン(金 1.02g/t、銀6.92g/t)である。

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