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ニュース・フラッシュ

2004年3月8日 アルマティ 市原秋男

インドネシア・ポンコール鉱山で火災7人死亡

 ジャカルタ郊外の西ジャワ州ボゴールの国営鉱山PT Aneka Tambangが所有するポンコール(Pongkor)金鉱山で3日朝、坑内火災が発生した。同社によると、6日までに7人の遺体が回収され、6人が行方不明。死者の中に同社の社員は1人しかおらず、ほかはすべて違法採掘を行っていたとみられている。
 同鉱山には、違法採掘者による数百の採掘坑があり、現在一つ一つを調査しているという。同社は、火災の原因については先ごろ報道されたような違法採掘者を追い払うためではないとして「坑内で火を起こすことは危険で、どんな理由でもすることはない」と否定、違法採掘者が食事を作るために火を起こしたために一酸化炭素が坑内に広がった可能性があるとしている。(3月8日(月) Jakarta Post, News Net Asia他)

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