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- 銅 ベースメタル
アルメニアの貿易経済開発大臣、Kajaran銅鉱山の売却方針を発表
アルメニアのKaren Chshmaritian貿易経済開発大臣は3月17日にロンドンで開催された投資セミナーで同国の鉱業と投資環境の現状を説明し、同国にあるKajaran銅鉱山の売却についての独占交渉権に関するオファーを4月15日まで受け付けると発表した。売却は鉱山権益の51%から100%の間とし、全権益に対する売却金額(現金支払額)の最低期待価格は130百万USドルであるという。
同省資料によるKajaran鉱床の資源量は17.7億tで、銅品位は0.25%、モリブデン品位は0.038%である。また銅精鉱は金4~5g/tを含有するという。セミナーには大手鉱山会社関係者や鉱業誌記者など約30人が集まった。鉱山会社関係者は品位が低いとコメントするとともに、資源量計算の基礎データやカット・オフ品位等の操業データの公表を求めたが、大臣は明言を避けた。また現在改正検討中の新鉱業法案は入手可能かとの問いに対し、20日以内に可能になると大臣は回答した。
