ニュース・フラッシュ
2004年3月29日
リマ
辻本崇史
ペルー・Cerro Verde鉱山の硫化鉱開発は近く正式決定
Cerro Verde鉱山(Phelps Dodge社他)は、採掘中の酸化鉱(SX-EW法適用)の下部に存在する一次硫化鉱(鉱量420百万トン、銅品位0.61%)の開発について、現在、F/Sを実施中である。
本件に係り、GESTION紙(3月25日付)他によると、Phelps Dodge社は、開発決定は2004年第2四半期に終了するF/S結果に基づき正式になされるが、2004年の下期に開発工事に着手し、2007年の早期に操業開始する方向で検討していることを明らかにした。
開発規模は、F/Sの結果により判断されるが、現在のところ、産銅量11.3~22.7万トン/年、開発投資額は400~700百万ドルとされており、幅がある。