ニュース・フラッシュ
2004年3月29日
ロンドン
嘉村 潤
RIO TINTO社、Freeport McMoRan Copper & Gold(FCX)社株を全て売却
RIO TINTO社のニュースリリースによれば、インドネシアの世界有数の銅・金鉱山であるGrasberg鉱山の操業会社の親会社にあたるFCX社株について、同社が所有する全ての株をFCX社自身に売却することに合意した。この株は95年の同鉱山生産拡張時に追加生産の40%権益を同社が獲得する際に同時取得していたもので、同社が直接権益を有するこの権益自身は今後も維持し、FCX社との同鉱山での共同事業は続くとしている(同社はこの権益から2003年に104百万USドルの利益を得ている)。同社は、この株売却により882百万USドルの売却益を得る予定である。
