Taseko社、Gibraltar鉱山再開を発表

　バンクーバーのTaseko Mine社は、銅需要の大幅な増加を踏まえ、6年間閉鎖していたGibraltar鉱山を再開すると発表した。2004年5～6月に既存の設備機器の調整と新器機の調達を行い、7月に採掘を再開。10月には銅精鉱の初出荷を予定。再開に向けて、現状の15名の鉱山管理職員に加え、新たに60名の熟練技術者を含む255名の従業員を雇用する。
　Gibraltar鉱山は1998年に閉山したが、2004年3月初めに銅が1.39ドル/lbまで値上がりし、今回の再開に至った。
　ブリティシュ・コロンビア州エネルギー・鉱業省のRichard Neufeld大臣は、この発表を、低迷していた鉱業界にとってここ数か月の中で最高のニュースだと歓迎するとともに最近の金属価格の上昇により、2003年は5,000万ドルだった探鉱投資額が2004年には倍の1億ドルに飛躍することを期待していると語った。(2004年3月27日付　バンクーバーサン、プレスリリース等)