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ニュース・フラッシュ

2004年4月6日 アルマティ 目次英哉

米・Freeport-McMoRan社、Rio Tinto社からの出資を返上へ

 米Freeport-McMoRan社は30日、総額約11億USドルの常時転換優先株の発行を完了し、この収入により英のRio Tinto社が保有する同社株式2,390万株(総発行額の約12%に相当)を予定通り買取ると発表した。
 Rio Tinto社のFreeport-McMoRan社への出資は、1995年にGrasberg銅・金鉱山の拡張事業に参入した際に経営パートナーとなり、拡張に伴う増産分に対する40%の権益を獲得した。これによりRio Tinto社は昨年も1億USドル以上の収入を得ている。今回の株式買取り後もGrasberg鉱山共同経営関係には変更はないと、両社は声明の中で述べている。

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