ニュース・フラッシュ
2004年4月6日
アルマティ
目次英哉
加・NovaGold社、Rio Tinto社子会社と米・アラスカ州Ambler地区のVMS鉱床探鉱で合意
カナダの探鉱企業NovaGold社は25日、Rio Tinto社傘下のKennecott Exploration社及びKennecott Arctic社との間で、米国アラスカ州のAmbler鉱区での探鉱契約に合意したと発表した。今後2016年までに探鉱開発に2,000万USドルを支出することで、同社はこの鉱区の権益の51%を取得できる。
Ambler鉱区はアラスカ州北西部の火山性塊状硫化物鉱床帯の中の1.4万haをカバーし、鉱区内では既に鉱量3,600万t(推定品位は銅4%、亜鉛5.5%、金0.7g/t、銀54.9g/t)が見込まれるArctic鉱床の存在が知られている。探鉱契約では当初5年間に500万USドル以上を支出して探鉱調査を行う。
Nova Gold社はトロントに本社を置き、アラスカ州及びカナダ北西部で活発に活動している。同社は現在、埋蔵金量北米最大のアラスカ州南西部Donlin Creek鉱床(カナダのPlacer Dome社と共同開発中)を含む、計4件の鉱山開発を進めている。