チリEscondida銅山、低品位硫化鉱のバクテリアリーチングに870百万USドルの投資を発表

　El Diario紙(4月6日付)によると、BHP Billiton社は、Escondida銅山での低品位硫化鉱のバクテリアリーチングプロジェクトに870百万USドルの投資を開始する旨を発表した。2004年の投資額は80百万USドルとされ、2005年が投資のピークになる見込み。現在のEscondida鉱床と開発段階にあるEscondida Norte鉱床からの低品位鉱を対象として、カットオフ銅品位0.3～0.7%(平均0.52%)で11.34億tの鉱量と見積もられ、2006年生産開始で25年間にわたり、年間銅量18万tの増加が予定でされる。また、このプロジェクトの中にはアントファガスタ市近郊のColoso湾において毎秒500リットルの能力を持つ淡水化プラントの建設も含まれている。