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ニュース・フラッシュ

2004年4月13日 メキシコ 伊藤正義

活況を呈するメキシコ鉱業

 墨経済省の鉱業総調整官(次官級)Salvador Ortiz Vertiz氏は、JOGMECのインタビューに応じ、メキシコの2004年の鉱業についての所感を語った。「2004年を展望するには時期尚早だが、このまま金属建値が好調なら、年間の鉱業部門の経済成長は前年度比で5%増加し、メキシコの経済成長率を大きく上回る。このまま価格が上昇し続ければ、チワワ州のパラール市では今年は少なくとも8~10のプロジェクトがスタートする予定であり、サカテカス州でも経済性の再評価中。外国資本の参加によって登録されたおよそ150の探鉱プロジェクトがあり、国内資本のプロジェクトは70以上ある。2004年はそれらのプロジェクトにおよそ1億9,000万ドル投資される。」と語った。統計局のデータによれば、鉱業分野の2003年度の成長率は3.7%で全体の成長率が1.2%という中で、鉱業がメキシコ経済を大きく牽引した。

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