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ニュース・フラッシュ

2004年4月13日 調査部 目次英哉

米・ネバダ州の地元議員、人員増強で鉱区認可手続き迅速化求める

 6日付けLas Vegas Review Jarnal紙は、ネバダ州選出の共和党Jim Gibbons議員が下院小委員会において、鉱業権の許認可業務をスピードアップするために連邦土地管理局予算の増額を主張したと報じた。同議員は来年度の同局予算を230万ドル増額し、ネバダ州で鉱区申請や鉱山操業計画の審査にあたるスタッフの増員を求めている。
 ネバダ州では、2003年の鉱区申請件数は19,000件を越え、わずか5名で新規鉱区申請の審査を行なっている。これでは到底不十分であるとGibbons議員は述べている。
 鉱区の申請から認可まで時に10年もかかる状況に長年悩まされて来た米国鉱山業界は、鉱業法見直しによる許認可の簡素化・効率化を求めてロビー活動を行っていた。

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