ニュース・フラッシュ
2004年4月15日
アルマティ
酒田 剛
加企業、ロシア・コラ半島でのPGM鉱床の探鉱成果を公表
Puma Minerals社(Bema Gold社(加)が権益の64%を所有)のニュース・リリースによれば、同社はロシア・コラ半島のEast Pansky鉱区(Murmansk州)で行ったボーリング調査の結果、幅3.6m、PGM+Au品位4.39g/tなどの鉱徴を確認した。同地域は、鉱床胚胎が期待される層準の分布状況がフィンランドのPortimo-Penikat complexに似た地質環境だとされ、隣接するFedorova Tundra鉱区ではBarrick Gold社が探鉱を実施中。
RBC daily紙によると、天然資源省Murmansk州支局の関係者は、2002年までのボーリングの結果、同州のMonchegorskとPechengsky地域ではPGMの予想埋蔵量が1,200tあり、Fedorova-Pansky地区として開発の可能性があると発言した。
