ニュース・フラッシュ
2004年4月19日
バンクーバー
中塚正紀
ブリティシュ・コロンビア州の休眠鉱山再開により鉱業活性化の兆し
長期にわたる金属価格の低迷により一時閉鎖に追い込まれたブリティシュ・コロンビア州各地の休眠鉱山において、中国の金属需要の拡大に伴い高値が続いていることを背景に、プロジェクトの再評価を行うなど、生産再開に向けた活動が相次いでいる。その例としてブリティシュ・コロンビア州Gibraltar銅鉱山、Mount Polley銅鉱山及びバンクーバー北部Bralorne-Pioneer金鉱山があげられる。要因には、2年前にブリティシュ・コロンビア州が、鉱業を活性化させるために取り込んだ税対策等の新政策も影響していると考えられている。(2004年4月12日付バンクーバー・サン、4月13日付ファイナンシャル・ポスト)
