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ニュース・フラッシュ

2004年4月19日 サンティアゴ 原田 武

アルゼンティン天然ガス供給制限の影響はCODELCOやEscondida鉱山にはない

 Estrategia紙(4月13日付)によると、チリを代表する大規模銅山会社であるCodelcoとEscondida鉱山が、天然ガス供給制限の影響について、チリ財務省傘下の行政機関である料金安定監督局(SVS)へ、現段階では影響が無いとする報告を行った。Codelcoは、北部生産部門ではDistrinor社から25.3万m3/dayを、El Teniente部門ではGasValpo社から17万m3/dayの供給を受けているが、今までのところ影響はないとした。Escondida銅山は操業においてディーゼルや電力を利用し天然ガスの利用がないことから影響はないとし、また、同鉱山が電力供給を受けているSING(北部電力システム)では、ディーゼルや石炭などの代替燃料を使用することで、十分に北部の電力需要を満たすことができるとした。

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