ニュース・フラッシュ
2004年4月20日
北京
納 篤
新疆の鉱産資源探査・開発が重点プロジェクトに
中国有色金属報によると、新疆ウィグル自治区国土資源庁は、新疆ウィグル自治区が全国国土総合利用計画のモデル省として取り上げられ、鉱産資源に対する探査・開発に重点を置くと公表した。重点プロジェクトとしては、銅・ニッケル鉱に対する採掘及び銅材の高度加工施設の建設の他、新疆-成都を結ぶ石油輸送管付設工事、ハミ、昌吉等石炭地区にある大型発電所及び大型石炭液化施設の建設工事、ベリリウム鉱を対象にした採掘及び酸化ベリリウムの加工とベリリウム合金加工施設の建設、羅布泊カリウム塩の採掘、肥料生産基地の建設、蒙庫にある大型鉄鉱山の建設及び特殊綱の加工施設の建設などを含む。
なお、銅・ニッケル鉱の開発に関する地域、開発手法に関しては、まだ具体的な案件としては公表されていない模様。
