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Falconbridge社、ニッケル生産高65%増の見込み
Falconbridge社のCEOのアーロン・リージェント氏は年次総会において、現在、探鉱・開発中のニッケルプロジェクトが全て成就すれば、同社のニッケル生産量は、現在の10万トンから2010年には16.5万トンに65%増加、また、銅も35万トンから48.4万トンに38%増加する見込みとした。また、今後も買収を進めることにより、生産量は更に増えていくだろうと述べた。
同社は、ニューカレドニアKoniamboニッケル鉱床に将来を期待しており、開発に関するFSを進めている。開発が決まった場合、生産は2008年からはじまり、年間3万トンの生産量が見込まれる。また、同社はオンタリオ州のSudburyのNickel Rim South地域で新たな巨大鉱床を発見しており、これによりオンタリオ・オペレーションの生産コストは昨年の1ポンド2.64ドルから2010年までに1.50ドルに下がる。
Falconbridge社はロシアのNorilsk Nickel社とカナダのInco社に次ぐ世界第三位のニッケル生産企業。Norilsk社は生産量を昨年の30.7万トンから今年は25万トンに減産すると発表したばかり。(2004年4月17日付ファイナンシャル・ポスト)
