ベネズエラ・Hecla鉱山社(米)が来年末にIshidora金山の操業を開始

　BNAmericas(5月11日付)によると、Hecla鉱山社(米)は、同社がベネズエラ東部のEl Callao地区に保有するIshidora金鉱床(鉱脈型)について、2005年末に操業開始の見通しと発表した。
　これによると、初期開発投資額30百万ドルにより、年産金量10万オンス(山命7年)、直接生産コスト180～185ドル/オンスを予定している。
　なお、他の鉱業資料によると、本地区は本鉱床を含め、鉱脈型金鉱床の休廃止鉱山地帯で、1940年代以降は休止しているが、現在、同社により再開発が進められており、この中でもとくにIshidora金山の再開発に重点が置かれ、2004年半ばにF/S終了の予定と伝えられていた。