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ニュース・フラッシュ

2004年5月18日 バンクーバー 中塚正紀

ブリティシュ・コロンビア州の鉱業活性化本格的に

 今年のブリティシュ・コロンビア州の探鉱投資は2003年の倍のC$1億になると見込まれている。これは中国における銅や金などの需要が大幅に増えたことが一番の要因であるが、それに加え、ブリティシュ・コロンビア州政府の鉱業活性化推進努力によるものも大きいといわれている。
 現在、BC州では12の鉱山が移行しているが、今後、新鉱山の開発以外にも休止していたGibraltar銅鉱山やBralorne金鉱山のような既存鉱山が再開が予定、2004年末までにその数は少なくとも18件以上に増えるだろうと考えられている。こうした動きに対応し、先住民族との交渉合意や環境問題など、鉱山開発の遅延となる様々な問題も早急に解決できるよう政策の見直しなども積極的に行っていきたいと、ブリティシュ・コロンビア州鉱業担当大臣Pat Bellは述べている。(2004年5月15日付バンクーバー・サン)

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