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ニュース・フラッシュ

2004年5月24日 サンティアゴ 原田 武

チリ政府、鉱業ロイヤルティの法案提出を延期

 El Mercurio紙(5月20日付)によると、Eyzaguirre財務大臣とDulanto鉱業大臣の会見において、今のところ、鉱業ロイヤルティが議会に入る時期の特定はできないと発表した。チリ政府が、鉱業ロイヤルティ適応の政府方針を発表した際に、今後、政府案を具体的に策定し、5月21日以前に法案を議会に入るとしていたが、今回、その延期を表明した。Eyzaguirre財務大臣によると、「このプロジェクトを推進するには高いレベルの同意を必要としており、まだその準備が整っていない。野党との対話も進んでいないことが遅延の理由である」とした。また、Dulanto鉱業大臣によると、「技術革新基金の創設という目的があるが、これは複雑な計画である。プロジェクトの吟味にもっと多くの時間を必要としている」とした。

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