ニュース・フラッシュ
2004年6月7日
バンクーバー
中塚正紀
バンクーバーのジュニア企業、Sullivan鉱山周辺の鉱脈調査を開始
バンクーバーのジュニア企業であるStikine Gold社は、ブリティシュ・コロンビア州Kimberlyの近郊Sullivan鉱山における鉱床の北部断層の連続性について、約400万ドルをかけ調査を開始した。同鉱山は、2001年12月の閉山までに、総量にして鉛820万t、亜鉛770万t、銀2.87億オンスを生産した。
同社はTeck Cominco社と400万ドルを調査に投資することを条件に、新鉱山の50%の権益を得る契約を締結しているが、探鉱が成功した場合、権益を鉱山企業に売却する計画。
当該地域は、酸性排水等環境問題への対応で、すでに7,000万ドルかかっており、ブリティシュ・コロンビア州で現在行われている再開発プロジェクトの中で最も高額で複雑な開発になるといわれている。(2004年6月3日付バンクーバー・サン、プレスリリース)
