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ニュース・フラッシュ

2004年6月7日 アルマティ 酒田 剛

豪・Oxiana社、中国雲南省の探鉱JVに調印

Oxiana Ltd.(本社メルボルン)は、中国雲南地質鉱物資源会社(Yunnan Geology and Mineral Resources Co. Ltd(YGMR)と、4月26日にJV探鉱契約に調印したことを発表した。対象鉱区は雲南省南東部、Guangxi省との境界に近くに位置するタンシャン(Tangshang)プロジェクトで、230km2の広さがある。鉱床は、Oxiana社がラオスで開発しているSepon鉱床と同タイプである。Oxiana社は、4百万米ドル(プラス10%の最終評価コスト)を支出し75%を取得するオプションを有する。YGMRは、雲南地質鉱物局(Yunnan Bureau of Geology and Mineral resources)の傘下にある探鉱企業で、同局は雲南省で最大の金の生産者である。探鉱は04年第3四半期に開始される予定である。 (2004. 5. 13 キャンベラ 神谷夏実)目次へ インドネシア・鉱業3社の株式売却rn ローズ国営企業担当国務次官(工業・通信担当)は、年内に実施する国営鉱業3社の株式売却で合わせて約8,000億ルピアを調達する方針を示した。  内訳は、PT Tambang Batubara Bukit Asam株で1,800~2,000億ルピア、スズ会社のPT Timah株14%で約2,000億ルピア、PT Aneka Tambang株14%で約4,000億ルピア。  しかしながら、その具体化までには、時間を要するとみられ、内的要因として売却方法が未定であることと国会の承認が得られていない点があるほか、外的要因として株式市況を同次官は挙げている。  Bukit Asamのイスメット社長は、売却に向けて6月7~8日に説明会を実施する予定。(7月4日News Net Asia、MiningIndo社) (2004. 6. 7 バンコク 市原秋男)目次へ 銅陵有色公司獅子山銅鉱山の冬瓜山鉱開発、最終段階にrn 銅陵有色公司獅子山銅鉱山の冬瓜山鉱の建設は最終段階に入り、全体工事は6月20日で終え7月1日に稼動予定。これまでに同公司は12.64億元を投入し、急ピッチで鉱山建設工事が進められてきている。  同時に、開発中の獅子山銅鉱山本体は2004年第1四半期での生産は非常に順調に進捗しており、第1四半期における銅精鉱生産量(銅量)は1,715.45tとなり、対前年同期比で415.2tの増加となったとしている。 (2004. 6. 7 北京 納 篤)目次へ Norilsk Nikel社、ニッケルなど埋蔵量の一部を公表rn 6月4日付けインターファックス社によると、Norilsk Nikel社は東シベリア地域タイムィル自治管区Norilsk地域に位置するTalnakh-Oktyabrsky鉱山地帯と、コラ半島のDjanovsky鉱床における資源埋蔵量を初めて公表した。これによれば、2003年1月1日現在における埋蔵量は、以下のとおり。   埋蔵量rn ニッケルrn 銅rn Talnakh-Oktyabrsky鉱山地帯rn 221.7百万trn 5,335千t2.41% 99,124千t4.12% Djanovsky鉱床rn 173.3百万trn 1,302千t0.75% 600千t0.35%  Talnakh-Oktyabrsky鉱山地帯は、Norilsk-1地域とともに、ニッケル、銅、PGM(白金族金属)などの原料鉱石を生産する同社の主力拠点であり、Oktyabrsky、Komsomolsky、Taimyrskyの3鉱山が操業中である。 (2004. 6. 7 アルマティ 酒田 剛)目次へ おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。 trnt trnttCopyright©2012 Japan Oil, Gas and Metals National Corporation All Rights Reserved.

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