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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
イランの亜鉛製錬所建設を受注:Outokumpu社
Outokumpu社(フィンランド)は、年産10万t規模の亜鉛製錬所の建設に関しIran Zinc Production社と契約を締結したと2004年6月7日に発表した。建設はKahanroba社(イラン)、ABB社(スイス)、TAIM社(スペイン)と協力して行われ、総契約額は約200百万ユーロ、うちOutokumpu社分は40百万ユーロ。新製錬所はOutokumpu社の直接浸出法が採用され、Angouran亜鉛鉱山の近傍に建設される。6月6日付けReuters報によれば、Iran Zinc社のTaghavirad社長は資金調達後3年で建設する予定であるとしている。Iran Zinc社は国営のIran Metal Industries Development and Renovation Organizationが20%、残り80%を一般株主が所有している。