Implats社、プラチナ生産拡大と2005年のプラチナ供給不足を表明

　Dow Jones & Reuters社がReuters News発として6月10日に報じたところによると、世界第2位のプラチナ生産者Implats社CEOのKeith Rumbleは、トロントで開催されたReuters Mining Summitで、この6月末で終了する会計年度で、同社のプラチナ生産は190万オンスをいくらか上回り、今後、目標の200万オンスを上回り、6～8年で250万オンスを超えて生産する能力があると表明した。これは、主にジンバブエの生産増加を期待しているが、ジンバブエ鉱業省と鉱業会社で協議中の黒人への所有権移転問題の解決を待って、その拡張計画を承認すると述べた。またプラチナ市場については、ここ数年の供給不足から2004年はバランスするか、あるいはやや供給過剰になるものの、2005年は自動車触媒の強い需要により再び供給不足に戻る見込みと述べた。