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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2004年7月6日 アルマティ 酒田 剛

ロシアのUGMK社、鉛・亜鉛コンビナートの再開に9百万USドルを投資

 6月18日付けのインターファックス社によれば、ロシアのUrals Mining & Metallurgical Company(UGMK社)は、北オセチヤ共和国のSadonsky採掘・選鉱コンビナート(GOK)の再開に9百万USドルを投資する。同社は、財政逼迫から2003年11月に生産を中止していた同GOKの運営について共和国政府との間で合意に達し、生産が再開される見通しとなった。2003年末にUGMK社に買収されたElektrotsink社(北オセチヤ共和国Vladikavkaz)がリース契約によって同GOKの操業を行う。計画によると、Sadonskoye、Arkhonskoye、Zgidskoyeの各鉱山の生産を増強し、将来的にはBozang Dzhimidonskoye鉱床の開発も行う。3鉱山全体で埋蔵鉱量は140万t、金属量は鉛35千t、亜鉛90千t。Sadonsky選鉱場では100千t/年の鉱石を処理し、鉛精鉱3千t、亜鉛精鉱7千tがElektrotsink社に供給される。

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