ロシアのNOK社、錫精鉱の2004年生産量は15%増を計画

　6月22日付けのインターファックスによれば、ロシアのNovosibirsk Tin Combine(NOK社)は、ユダヤ自治州のKhinganskoye Olovo(NOK社の採掘部門)における錫精鉱の2004年生産量として対前年比15.4%増の600tを計画。2005年には30%増の800tを、2006年には1千tをそれぞれ生産目標に掲げる。同社は、最低10年分の原料を確保して採掘・選鉱コンビナートを安定操業させる開発プログラムに取り組んでおり、Khinganskoye鉱山インフラ設備の修理と近代化をすでに完了、現在は深部採掘の開発に向けて準備中。2006年夏までの採掘開始を目指し、深部の3層準を対象とするポンプ基地や変電設備の据付け、坑道の準備、レール敷設などを進めている。