ニュース・フラッシュ
2004年7月12日
リマ
辻本崇史
ペルー・Cerro Lindo鉱床開発の環境影響調査(EIA)報告書を政府が認可
BNAmericas(7月7日付)によると、地元大手のMilpo社は、同社が推進中のCerro Lindo多金属鉱床開発プロジェクト(Ica県)に係り、エネルギー鉱山省が環境影響調査(EIA)報告書を認可した、と発表した。
同社は、本認可を受けたものの、今後の具体的な開発計画には言及しておらず、従来、2004年内の開発工事着手を予定としていた開発計画は、具体化していない模様である。
なお、既存資料によると、本鉱床の鉱量は41.6百万トン(亜鉛5.1%、銅0.8%、鉛0.5%、銀35.4g/t、金0.1g/t)、初期開発投資予定額は約60百万ドル、推定計画生産量は亜鉛5.5万トン/年、銅1万トン/年。
