ニュース・フラッシュ
2004年7月13日
メキシコ
伊藤正義
メキシコで今最も注目される鉱山有望地域、Sinaloa州Cosala町
6月8日付けのScorpio Mining Corporation社(本社、カナダ)の発表によれば、メキシコ北西部のSinaloa州のCosala町近郊に位置するNuestra Senora鉱山(Ag、Zn、Cu、Pb、Au)での鉱山施設の建設は順調に推移している。同社の社長Peter J. Hawley氏によれば、同坑で総延長5千mの坑内ボーリングを計画、探鉱を継続しながら日産900tの処理能力を持つ選鉱場等を含めた鉱山施設を建設している。
JOGMECのインタビューでSinalo州政府鉱山局長のFerrer氏は、Cosala町周辺にはNuestra Senora鉱山以外にもLa Verde鉱山(Ag、Cu、Au)などの鉱床地帯であること、マサトラン港の改修計画があり、日本へのアクセスも良くなることから日本の鉱山会社の進出を希望していた。
