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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年7月19日 リマ 辻本崇史

ペルー・2004年の鉱業・資源開発税分配金は前年比58%増

 経済財務省は、7月15日、2004年の鉱業・資源開発税の分配金額(県別)を発表した。
 これによると、総額は前年比58%増の130百万ドルで、県別では、当国を代表する鉱山が位置する、Cajamarca(52.8百万ドル)、Puno(19.0百万ドル)、Ancash(18.3百万ドル)のトップ3県で全体の約7割を占めた。
 本税は、鉱山が位置する地元の投資的経費(インフラ整備等)に限定した使用を目的とし、法人所得税の50%がこれに充てられているが、本税分配金の大幅な増加は、昨年後半の非鉄市況の回復により、鉱山会社の収益が改善した事を反映している。

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